この記事では、筆者が毛虫と格闘の果てに、毛虫を台座にした「園芸家の悲しみの塔」を打ち立てます。
毛虫の駆除の方法は、手で物理的に防除します。
もくじ
ヤバそうな毛虫が出てきた

黒地に赤のしま模様。
体にはトゲがあり、キケンな雰囲気を漂わせまくっているこの毛虫。
ツマグロヒョウモンという蝶々の幼虫だ。
園芸植物にとっては葉を食べる害虫となる。
戦うぞ! 槍を持て!

農民の武器は槍。
比較的少ない訓練で扱えるようになる。
しかしこの異形の姿、どこを狙えばいいんだ!?
刺すとウ〇コのようなものを出して反撃してきた

消化した植物の葉と思われる何かを放出。
イモムシは葉を大量に食べるので、消化物も大量だ。
ひっくり返すと足のような何かがある


明らかに足のように使うであろう、まるい何か。
これは腹脚と呼ばれる器官だ。
毛虫って植物から落ちずに器用に葉や茎を這うけれど、この腹脚をうまく使っているのかもしれない。
王蟲、森へお帰り

ギュオオオオオン
マロすけ「王蟲が怒っている」
蟲と人とは同じ世界に住めないのだよ

お米をはじめ、穀物も、野菜も、果物も、育てるには虫から防除する必要がある。
とはいえ、そう簡単にわりきれるものでもない。
我が槍よ、毛虫の墓標となれ

その槍は蟲の背を貫き、天をも穿つ塔となった。
この戦いを近所の人々は「おじさんが毛虫つついてる」と語り継いだ。
なお動く虫が見たい方のために、この記事は動画版もあります。