ハーブを育てたいけど、何を育てようか迷っていたりしませんか?
そんな方にマロウを紹介します。
マロウは和名をあおいといいます。
この記事ではマロウを実際に栽培して経過をご報告します。
もくじ
マロウとは?

マロウとは左の写真の通りのものです。
マロウにもいくつか品種がありますが、筆者が購入したのはコモンマロウの苗です。
レアじゃない、ふつうのマロウです。
お値段100~200円くらい。200円出しておつりがきました。
このマロウの和名は「うすべにあおい」です。和名の方がカッコいいですよね。
左の画像を見ると、プレートに「コモンマロー」って書かれていて、ハーブティーみたいな絵が書いてあるじゃないですか。
というわけで今回のマロウの栽培ってのは花をハーブティーにするのが究極の目標なのです!
さて筆者は無事にマロウティーを飲めるのでしょうか?
マロウ栽培は、園芸全体の中ではカンタンな部類らしいけど、ハーブの中では難しいほうなんですよ。
というのは、例えばミントなどのハーブって雑草みたいなもので、放っておけば勝手に育っているんですが、マロウは比較的雑草っぽくないんです。
マロウの苗を鉢に植える

使っていない植木鉢があったので、それに植えます。
マロウは園芸の教科書なんかに「移植をきらう」とか載っていたりします。
これはだいたい根を傷つけたら弱るって意味です。
だから鉢植えしたマロウを、さらに大きな鉢に植え替えるのはやめておこうと思っています。
いきなり大きめの鉢に植えるのがいいと思うのですが、植木鉢はこれしかないので、これでいきます!
多くのハーブって、根も丈夫で多少は傷つけても平気だったりします。
特にミントとかは、根がぜんぜん無くても、そのうち生えてくるんでOKだったりします。
ところがマロウは根をいたわってあげたほうがいいので、これが他の雑草的強さを持ったハーブたちとの違いです。
マロウを鉢植えするときの用土は?

「マロウの土」みたいなピンポイントなやつが入手できればいいのでしょうが、そんなもの無いので使いかけの土でいきます。
腐葉土 | 水もちが良くなる |
赤玉土(中粒) | 水はけが良くなる |
油かす | 元肥 |
私はいつも腐葉土と赤玉土を半々くらいで混ぜて、そこに油かすを1割くらい足す感じでやってます。何を植えてもなんとかなりやすい万能の配合です。数字にするとこんな感じです。
腐葉土:赤玉土:油かす=45%:45%:10%
実際は数字の通りきっちりではなく、だいたいの目分量です。マロウにこれが最適かどうかは分かりません。
乾燥させたいなら赤玉土の割合を増やします。逆に湿っぽくいきたいなら赤玉土の割合を減らします。
肥料なんですが、少ない場合は追加すればいいです。しかし多すぎる場合は混ざった土の中から肥料を取り出すことができません。そういうわけで、筆者はあとから修正が効くように油かすはあまり入れない派です。
何度か栽培して、ベストな配合を知っているときは、いきなり肥料もいっちゃうんですが。
マロウの根を大公開

ポットから出した状態がこれ。
このまま、そっと鉢に植えます。
根の色が白くてみずみずしくて、ネギみたいじゃないですか。
これはいい感じの根の状態です。
良くない根の状態は茶色くなっているんですよ。
マロウ「よいな? 根を痛めれば一巻の終わりじゃ」
ははーっ!
マロウ様、鉢におはしましけり

じゃ、土をかけていきます。
鉢が小さいかな?
まー、いまさら仕方ないね。
時は1月下旬 大寒の頃

だいたい植物は春から秋までで、冬はダメなんですよね。
気温が低くて枯れる可能性もある。
夜は室内に入れるとか、そういうことすれば少しは寒さをしのげそうだけど、筆者はよく忘れるので、もう室内に入れないことにします。
室内に入れるのを忘れた場合 | 外に出したままになる |
室内に入れない場合 | 外に出したままになる |
どちらも「外に出したまま」という、同じ結果になるので、鉢は外に置いておきます。
無事に育ってくれるといいけど。
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