ミニトマトの種まきってどういう手順で進めればいいの?
時期はいつごろ?
種から苗をつくるときのコツとポイントを完全解説。
これでキミも今日から、ミニトマトの芽出し名人。
もくじ
気温の目安は15度以上
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種をまくのは3月から5月ごろ。
あえてこの期間を外して育てる場合でも、気温15度以上を確保しないと苦しい。
15度というのは「少なくとも」という数値で、もっと暖かい20~25度以上あると、発芽は劇的にうまくいくぞ!
種まきはやはり、春が最適だ。
面倒な場合は「春」って覚えておこう。
マロも春でおじゃる
種から収穫まで、およそ120日
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赤い実をつけるまで、およそ4か月。
逆算して、トマトを食べたい日の4ヶ月前に種をまくと考えるのもアリ。
その際も発芽の目安の気温15度以上は忘れないでくれよな!
容器は何でもいい
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筆者はブログを書くために穴の開いた容器と不織布を用意したんだけど、
これは飽くまでブログ用、ひと様に見せる用だ!
よくカップめんの容器や牛乳パックの底に穴をあけて使ったりしてた。
もしカップめんの容器を使うなら、塩が植物によくないから、きれいに洗ってから使ってくれよな!
穴のあいた容器に不織布を敷くのオススメでやんス
芽出しに適した土は、養分を含まないもの
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植え替えナシの直まきでも芽は出るから、そんなに神経質にならなくてもいいんだけど、多くの種は、発芽には養分のない土が適している。
発芽時の他には、挿し木して発根させたいときなんかも養分のない土や水がいいんだ。
肥料ナシでいいの!? って思うかもしれないけれど、根や葉が出てから栄養を与えるという順序だよ。
「養分のない土」がポイントで、この記事では鹿沼土(かぬまつち)というものを使っていくよ。
種が小さいので、土もきめ細やかなのがいいかな。
ピンポイントに「種まき用の土」という
ネーミングの土が売っていたりもするでやんスよ
鹿沼土が最適という意味ではないので注意
容器に不織布を敷き、土を入れる
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この容器の場合、そのまま直で土を入れると、底の穴が大きいので土が流れてしまう。
そこせ不織布を敷くというわけ。
不織布は水や空気をほんのりまろやかに通すから、水はけも心配ないよ!
この容器は食器洗い用で、洗ったお皿の水切りが本来の用途らしい。
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土を投入!
段々と雰囲気が出てまいりました!
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水をかけて土を湿らせる。
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種をまくために、1センチくらいの溝を作る。
これ「すじ蒔き」って言ったりするよ。
1本筋が通ってる感じだね。
2筋か。
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これで準備万端や!
さっそくトマトの種をまこう!
種を密集させないように、芽が出たときの間隔を想像しながらまく。
今回はミニトマトの種だけど、一年草の種ならだいたいこの方法でいける!
種をまいて水をやる。単純明快!
種をまいたら、そっと土をかぶせる
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種をまいて、土をかけたところ。
写真では、上からかぶせた土は乾いていて、色が違うのでわかりやすいね。
さらに水をかけて、しっかりと種に水分を吸わせよう。
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新聞紙でもかぶせておけば完了。
芽が出るまでは、土を乾かさないように水やりしてね。
1週間くらいで発芽
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ついに芽吹いたぞ!
生きている不思議を実感してしまう。
新聞紙は取り去って光にあてよう。
植物は太陽の光を浴びて、光合成して養分をつくる。
この能力が人間にもあればと、うらやましく思ったりするよね。
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数日経つとさらに葉を広げる。
この写真は密集しすぎ。
芽と芽の間隔は、葉が重なるほど近づいている場合はアウト。
これではみんな、大きく育たないから、
いくつか抜くしかない。
間引き
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芽をいくつか抜いて、間隔を空ける。
せっかく出た芽を抜くのはつらい作業だけど。
しかし大きく育てるためにはどうしても間引きするしかないんだ。
葉が重なったらどちらかを抜く。
悲しみを乗り越えてやり遂げるのだ!
ここまでで種まきから10日くらい。
暖かいと早まり、寒いと遅くなるよ。
なお、続きの記事はこちら。