ミニトマトの苗って、どう育てたらいいのかな?
毎年栽培するけれど、元気がないんだよね。
この記事では芽を出したミニトマトの苗づくりをしていくよ。
苗を買う場合の、苗選びのポイントも載せています。
なお、前回の記事はこちら。
もくじ
本葉が2~3枚になったら、ポットへ植え替える

ポットへ植え替えるタイミングは、手作業をしても根や茎が切れないくらい頑丈になったら。
土を掘り返して、根を痛めないように植え替えるんだけど、芽が出たばかりであまりに小さいと、根や茎が切れてしまい作業しづらい。
「自分、不器用ですから」
本音はもう少し大きく丈夫に育ててからにしたいところだけど。
土は量産型培養土でいけるぞ

ポットで育てたあと、鉢や畑に本植えする。
本気を出すのはそこからだ!
くっくっく……。今は力(費用)を節約せねばな。
使い古しの土を使用する場合は、化成肥料や液肥を与えてあげてね。
前回の生地で使った鹿沼土をそのまま使ってもいいよ。
肥料の与えすぎに注意でやんスよ!
肥料が多いと枝葉ばかり茂って、実がつきづらいでやんス
トマトメモ「つるボケ」
肥料が多すぎて葉や茎ばかり伸び、花や実がつかないことを「つるボケ」と言う。
トマトは水や肥料が多すぎるとうまく育たない。
かと言って、限界を超えて少なければ枯れてしまう。
ギリギリのラインを攻めることがトマト栽培の奥義とされている。
なぜこんな栽培方法が良いのだろう?
トマトの出身はアンデス高地

人類がトマトたちを畑や庭にむかえる以前、野生のトマトたちは高原でたくましく暮らしていた。
水や養分は少なく、日中の日差しは強く、夜は冷え込む。
この故郷の環境こそ、トマトが適応した環境であり、そのまま栽培のポイントなのだ!
♪忘れ~難き~ふ~る~さ~と~
これがポット上げだ!

ポットに土を入れ、苗を植えるための穴をあける。

根を痛めないように、発芽したミニトマトを掘り起こす。

ポットに植えたら完成。
水をかけて、苗と土をなじませよう。

たくさん作っちゃいました。
いい苗ってどんな苗? 苗選びのポイント
どんな苗を目指して育てたらいいの?
良い苗の姿を知っておけば、栽培が順調かどうかを確かめられる。
同時にこれは、苗を買って苗から育てる場合の、苗選びのポイントだよ。

第一果房に花やつぼみがある。
果房って、花が咲いてやがて実がつく枝だよ。
花やつぼみがついていれば「つるボケ」をおこしていないという目印。
ふたばが残っている。
ふたばはトマトがまだ種だったころ、芽を出して育つために必要な栄養を蓄えていた場所。
苗の時点では、まだ栄養を全て使い切っておらず、双葉には養分が残っているんだ。
病気や虫がついていない。
植物も菌やウィルスに感染するよ。チェックしてあげてね。
茎の状態:強くしっかりしている。
葉の状態:変色したり、色が薄くなったりしていない。
根の状態:根は地中なので確認できないけど、もちろん充実しているものがいいよ。
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